住宅ローンが退職金で返済しきれなかった方からのご相談
2022.09.10

住宅ローンを年金で支払っていた60代の男性からのご相談です。

40代間近のタイミングでマイホーム購入を考えはじめたものの、30年の住宅ローンを組むことに不安を抱えていました。
その際、不動産会社と銀行の担当者から「退職金で完済できますよ」という説得を受け、購入に至ります。

しかし、勤めていた会社の業績がしだいに悪化。
2度の転職を経て、60歳で退職した時にもらえた退職金は、ローンを組んだ当時に想定していた額よりもかなり少ないものでした。

結局退職金では住宅ローンを完済できず、残債返済が8年も残ってしまうことに。
年金と貯蓄でローンを返済しなくてはならず、医療費も年々増えていく一方で大きな不安を感じる日々。
そんな折、知り合いからリースバックというものがあるという話を聞きます。
果たして自分のケースにも該当するのかを相談したいと、当NPOに相談に来られました。

当NPOからはまず、通常の物件売却とリースバック、それぞれのメリットとデメリットをご説明し、ご相談者様のケースに合致するかを確認。
最終的に、リースバックではなく通常の物件売却の方がご相談者様にとってはメリットが大きいという判断に。
提携パートナー業者を紹介し、最終的に納得の行く条件で、物件を売却するに至りました。
ご相談者様は、現在ではローン返済のストレスから解放され、奥様と心休まる日々を過ごしているとのことです。

収入が思うように増えなかったり、退職金が想定より少なく住宅ローンの返済計画が崩れてしまう方からのご相談は多くあります。
無理な返済でお困りの方は、一度お気軽に当NPOまでご相談ください。

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