共有名義による住宅ローンが残った不動産の離婚時分与に関するご相談でした。
そもそも共有名義による住宅ローンは、夫婦の返済能力を前提にしたものであるため、高額であることが多いのです。
裏を返すと、離婚時には、処理が困難になるということになります。
今回のご相談ケースの場合も、残債が多いオーバーローンの状態で、「単独で返済できる額ではない」「繰り上げ返済は難しい」状況でした。
連帯債務を他の方に切り替えることも困難な模様です。
当NPOでは任意売却による債務整理という解決手段を解説し、提携パートナー企業ならびに債務整理専門に詳しい士業の先生をご紹介しました。
不動産の状況によっては共有持分のみを買取・売却するといった手法も選択肢としてありますので、共有名義の売却方法はケースバイケースです。
お悩みの場合は当NPOまでお気軽にご相談ください。
2022.07.30
- 住宅ローン
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